オゾン臭に「頭がクラクラする」のは大丈夫?

オゾンガスは、なるべく吸わないように!

「オゾンバスターを使っていると、独特なニオイがする。頭がクラクラする・・・。」

こんな、経験はありませんか?

これは、空気中にあふれた低濃度のオゾンを吸い込み起こる中毒症状の一つです。

他にも、以下のような自覚症状が現れることがあります。

  • 頭が痛くなる
  • のどが痛くなる
  • 咳が出るようになる

オゾンによって起こる中毒症状には、めまい、頭痛、吐き気、鼻炎などがあります。また、高濃度のオゾンを吸い込むと、肺水腫や肺出血を招く可能性もあるそうです。

「あまり吸い込むべきものではない」ということがわかりますね。

では、どのくらいの濃度に注意すべきなのでしょうか。確認してみましょう。

濃度別オゾンの危険性と各国の基準値

オゾン濃度によってヒトの体に起こる影響には、以下のような情報がありました。

0.01~0.02ppm 多少の臭気を覚える。(やがて馴れる)
0.1ppm あきらかな臭気があり、鼻やのどに刺激を感じる。
0.2~0.5ppm 3~6時間曝露で視覚が低下する。
0.5ppm あきらかに上部気道に刺激を感じる。
1~2ppm 2時間曝露で頭痛、胸部痛、上部気道の渇きとせきが起こり、曝露を繰り返せば慢性中毒にかかる。
5~10ppm 脈拍増加、体痛、麻酔症状が現れ、曝露が続けば肺水腫を招く。
15~20ppm 小動物は2時間以内に死亡する。
50ppm 人間は1時間で生命危険となる。

なお、室内や工場での「許容濃度」は、0.1ppmだそうです。

この表では、「あきらかな臭気があり、鼻やのどに刺激を感じる」レベルに達すると危険と判断できます。

この裏付けとして、世界各国で「オゾンの作業環境濃度の管理基準値」が定められているそうです。

オゾンの作業環境濃度の管理基準値

作業環境、つまり労働環境でオゾンを使用する場合は、その基準値を守る必要があるようです。

基準値「0.05ppm」と定める国
ロシア、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、ユーゴスラビア、ルーマニア

基準値「0.1ppm」と定める国
オーストラリア、フィンランド、ドイツ、ベルギー、イタリア、オランダ、デンマーク、スウェーデン、スイス、アメリカ、日本

これを見ると、「0.1ppm程度なら、まだ大丈夫かな?」と思えます。

しかし、これは、空気中のオゾン濃度を計測できる測定器が、常に設置されている工場でのお話と考えられます。

家庭でオゾン発生器を使う場合、安定して0.1ppmを保てるでしょうか?

難しいですよね・・・。

つまり、「オゾンのニオイがしたら要注意!」なのです。

「なんとなく臭う」場合のオゾン濃度

「なんとなくオゾン臭がする・・・」という時のオゾン濃度は?

「0.01~0.02ppm」ですよね。

このくらいの少ない量なら、多少吸い込んでも問題ないそうです。

でも、オゾン発生器の電源を入れっぱなしにしていると、空気中のオゾン濃度は上がってくるので、早めに電源を切るか、その場から退散しなくてはなりません。

また、空気中のオゾン濃度が高くなると、本能的に「ここに居たくない」と感じることもあるそうです。

しかし、オゾンのニオイに慣れてくると、「嗅覚がマヒしてくる」ので、ニオイに鈍感になることもあると言われています。

こんな事態を避けるためにも、「なんとなく臭う」は黄色信号と覚えておいて下さい。特に、子供には、オゾンを嗅がせないようにくれぐれも注意しましょう。

では、どうやって使うのが「安全」なのでしょうか?

安全にオゾンバスターを使うには?

オゾンバスターを安全に使うには、「使用上の制限」を設けることが必要です。

例えば、以下のようなことです。

  • マスクを着用する
  • 換気を良くしてから使う 
  • オゾンが漏れないように工夫する
  • オゾン臭はなるべく嗅がない
  • オゾン臭がしたら換気を行う
  • 子供の居るところでは使わない

などなど。

3つ目の「オゾンが漏れないように工夫する」方法は、別ページに掲載しているダイソーのウォータージャグを活用する方法などあります。

>>ダイソーグッズを使ってオゾン水サーバー

また、ステンレスボウルやバケツでオゾン水を作る場合は、サランラップで口を覆うなど、オゾンガスが空気中に出てくるのを防ぐ方法もあります。

ラップを取る時は、キッチンの換気扇の下で行うようにすれば安心です。

使用上の注意で間違わないでほしいのは、「オゾン水は、空気中には漏れないから大丈夫なのでは?」ということです。

いいえ。オゾン水を作っている最中、水中からオゾンガスがあふれ出てきます。

オゾン水生成器でもオゾンガスは発生します

「オゾン水を作っているのに、オゾンガスも出るの?」と思うかもしれません。

出ます。とても単純なことです。

オゾン臭がその「証拠」です。

オゾンバスターで水中にオゾンが発生すると、そのガスが上昇して、水中から出てくるとオゾンガスとなります。

なので、オゾンバスター使用時もオゾンガス対策が必要です。

ただし、これは、この商品のメリットでもあり、そのガスを脱臭にも用いることができます。

一部のオゾンガスを脱臭に活用できる

オゾンガスが発生しているなら、そのガスを有効活用することもできます。

それが、「脱臭」です。

例えば、トイレ内を脱臭したい時、水の入ったバケツを置きオゾンバスターの電源を入れます。他にも、水を入れたステンレスボウルにオゾンバスターを入れ、冷蔵庫内で使用すれば、活性炭要らずですね。

工夫次第で色々な用途が出来ます。また、この方法を活用すれば、オゾンガス発生器を別で買わなくても済むのではないでしょうか。

ただし、あくまでも補助的な使い方なので本来の用途とは異なる点をご理解下さい。

言いたいことは、オゾン水も作れて、その一部をオゾンガスとしても使うことができるので、一度に二度美味しいということです。

こうやってオゾンを有効活用する上でも、使用上の注意は、把握しておくことです。

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